就職活動や転職活動で必要となるエントリーシート(ES)や履歴書。
そこには写真を貼るところがあって必要になると思いますが、あなたはどんな写真を準備しようと思っていますか。
もちろん必要のない会社もありますが、日本の企業では一般的に貼って提出することが多いと思います。
結論から言えば、見た目を非常に気にする人材を採用をする会社以外、証明写真の良し悪しで採用を見送ることはないと思いますが、悪いものを準備した時に印象は悪くなり評価を下げる選考担当者がいる場合もあります。
写真は何故必要か
多くの場合、応募者がどんな人物なのか、基本情報と本人確認の意味で必要になります。
古い写真を使う場合は、髪型や髪色など大きく変わっている場合は、撮り直した方が無難です。
それ以外の場合は、一般的に半年以内に撮影したもので良いと思います。
写真のサイズ、枚数は?
写真のサイズは、一般的な縦40mm×横30mmで良いと思います。
会社からサイズの指定がある場合は、そちらのサイズに合わせましょう。
枚数は、5枚もあれば十分だと思います。
最近エントリーシートお履歴書もデータでアップロードすることの方が多いと思います。
データを貰えるところで撮影しましょう。
写真はどこで撮る?
写真は撮り方によって印象が変わります。
できれば、自動販売機の横にあるスピード写真機で撮るのはおすすめしません。
確かに1,000円程度で時間も30分あれば仕上がって便利ですが、当然写真館・スタジオで撮った方がきれいに仕上がります。
私もスピード写真機で撮ったこともありますし、写真館で撮ったこともありますが全く別物といっていいほど仕上がりが違います。
写真館・スタジオでは、当然数千円~1万円などお金もかかりますが、プロのカメラマンが撮影しますので、目線や表情など細かく調整してもらうことができます。特に姿勢が悪かったり、自分では気付いていない点も直してもらえることは大きいと思います。
また、色味などの修正も行って仕上げますので出来上がりは圧倒的に違います。
写真のデータも貰えると思いますので、その点も良い点です。
撮りに行く前の事前準備は?
写真館・スタジオでばっちり撮ってもらうにしても、モデル自身がしっかりしていなかったらいけませんので、以下の点は気を付けておきましょう。
- スーツやシャツにしわがないか
- 寝ぐせなど髪の毛がボサボサでないか
- ヘアカラーが明るすぎないか
- 化粧が濃すぎないか
所謂身だしなみというところで、他人が見た時に清潔感が大切になります。
おしゃれな写真を目的としていませんので、写真を見た時に清潔感・誠実さなどが伝わることが大切です。
まとめ
写真を撮るときの気を付けておくことを解説しました。
私が採用担当者として見ている点は、写真を含めてエントリーシートや履歴書全体という見方にはなりますが、本気で選考を受けているのか、マナーを守れる方を見ています。
たまに学生さんでジャケットなしのカットソーでの写真だったり、暗く映っていて印象が悪い写真だったりすることがあります。私の会社では大きく気にしませんが、もっと役所や金融系などの固い業界の場合は、その点でのマイナスも大きくなると思います。
少し気を付けるだけで、変なマイナス点を付けられないように就職活動も転職活動も進めていくことができますので、早めに証明写真は準備しておくことをおすすめします。
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