学生さんとお話しているときに感じるのですが、なんで就活すると決めたのか聞いてみると「何となく」で就活している学生さんが多いと個人的に感じました。
これまでの学生生活は、高校も大学も行くのが当たり前とお父さんお母さんから言われて進んできた方もいると思います。それを否定するつもりはありませんし実際やりたいことが見つけられた時には大学に進んでいて良かったと思うこともあると思います。
就職だけがすべてではない
しかし、大学から次のステップに進むには色々な選択肢があります。
折角なのでここでは就職以外の選択肢についても解説しておこうと思います。
大学院への進学
一番わかりやすい選択肢かもしれませんが、大学院に進む道です。
大学院に行って修士課程に進む選択肢もあるはずです。もっと研究したくて博士課程に進む道もあるでしょう。または、特に化学系などの会社では就職するにあたり大学院卒の方が入りやすいと言ったこともあると思います。
私の先輩にも有名大学から大学院へ進み、現在では教授になっている方もいますのでそういった道も一度考えてみて進む道を決めることも大切です。
実際、就活して内定を出した学生さんが最終的に大学院進学の決断をしたなんていう話はたくさんあります。
みずから起業する
「自分のやりたいことを仕事にしたい」「学んできたことを活かして仕事にしたい」と考えている学生さんが多いです。それなら「起業したらどうですか?」とお話することもあります。
正直なことを話すと、就活で希望する会社に入社できたとしてやりたいことがやりたいようにできる確率はものすごく低くなります。特に大手企業に行けば配属すら希望していないところになって、いつ異動できるかわからないなんていう話は、口コミサイトに書いてあるのではないでしょうか。
本当にやりたいことがあるのでしたら、起業することも考えてみることが大切だと思います。
場合によっては、勉強や知識をつけることを前提に就職して、数年後に起業するというプランを立てることができるかもしれません。就活するときに積極的に話す必要はないかもしれませんが、自分の中で考えながら行動することは将来プラスに働くと考えます。
やりたいことや視野を広げるために時間を使う
「やりたいことがありません」という学生さんは多いです。私の若かりし頃はやりたいことはないが早く1人前になりたいという気持ちで仕事を考えていました。
もしみなさんの立場で可能なら、一度そのような時間を作ってもいいではないでしょうか。卒業後だと厳しいこともあるようでしたら、休学してというのも条件によっては可能でしょう。
何をするかについては、これまでやってこなかった、見たことの無いところで経験することをおすすめします。イメージしやすいのが海外での生活や日本の中でも都会の方なら田舎で生活してみるなど今まで経験したことのあるところでは何も感じなかったかもしれませんが、違う環境で生活してみると新たな発見があると思います。
まとめ
いかがでしたか、いくつか紹介しましたが自分は今どういう状況なのか考えてみる良い機会になったらいいなと思います。
騙されたりしないように気を付ける必要貼りますが、他にもいろいろな人と出会う場に参加してみたりすることも良いと思います。特にこれまでの概念で仕事というものを捉える必要はなく、今後どんな世の中になっていくかを想像しながら必要になりそうな仕事に早くから挑戦するなんて言うのも良いかもしれません。
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