よく分からないと言われる自己分析のやり方

就職活動
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「就活において自己分析は重要だ!と言われるのですが、どうやったらいいのかわかりません」なんて話をたくさん聞いてきました。
確かに、自己分析は大事だと私も思いますので、時間の余裕のあるうちにしっかりやるはじめることをオススメします。

そもそも自己分析は何故やる?

就職活動は、自分が志望する会社に売り込みをすることです。
分かりやすく言えば、「私ってこんな特徴があって、会社にもメリットがあるから採用しませんか」ということです。

逆に採用活動している会社からすると、「私たちの会社は、○○に強みがあって働き甲斐があります、福利厚生も充実しているから入社しませんか」となります。

そう、営業活動をしているのです。
営業といっても商品は自分自身になりますが、その特徴などを明確にして提案しないとお客様に買っていただけません。

なので、自己分析をやる理由は、「自分の特徴や価値観」と「自分の仕事選びの軸」を明確にすることだと思います。

自分の特徴や価値観

先ほど言ったように商品は自分自身になりますから、その特徴などを明確にしておかなければなりません。

自分でできること

どんな特徴があるか調べるには、まず自分自身の人生を振り返ることから始めましょう。

  • 印象に残っていること
  • 楽しかったこと
  • うれしかったこと
  • 悲しかったこと
  • 頑張ったこと
  • つまらなかったこと

などとにかく思いだせるものを全部書き出したりしてみましょう。
そしてそこから深堀していきます。
その際には「なぜなぜ分析」を行います。
「なぜなぜ分析」とは、トヨタ自動車で「なぜ○○になったのか」の「なぜ」を5回程度繰り返し、その問題の真因にたどり着くための手法です。
これを就活でも使ってみましょう。

掘り下げにくいものもあると思いますが、掘り下げやすいものは自分にとって印象的だったものの可能性が高く、具体的にできやすいものです。

自分以外の他人に分析してもらう

自分の分析だけでなく、他人からも分析してもらいましょう。
自分のことは自分が良く知っていると思っているかもしれませんが、自分では気づいていない特徴や魅力などがいっぱいあります。
私自身も、意識していなった長所を教えてもらったお陰で、面接の際に役立った経験があります。

面接というのは、他人があなたを見るわけですから身近な家族や友人の話を聞いておいて損はありません。
むしろ、他人の印象や評価の方が当たっているはずです。
1つでも改善点が見つかれば儲けものです。

適性検査や性格診断などを利用する

どのくらい自分自身のことが当たるかは別として、適性検査などは一度受けておくことをオススメします。
適性検査では、性格の傾向や価値観の傾向などを知ることができます。
もちろん有料・無料などたくさんありますので、1つぐらいは受けてみましょう。

また、会社も書類選考などでSPIやOPQなどいくつかの適性検査を使うことがありますので、「経験しておく」という意味でもオススメします。

自分の仕事選びの軸

自分の特徴や価値観などが少しずつ明確になったら、自分はどんな会社や仕事をしたいのかについて考えていきましょう。

  • 自分の能力が発揮できるか
  • 自分にとって興味あるか
  • 自分の夢(未来)が実現できそうか
  • 会社の文化や価値観と合っているか

このあたりが大切になってきます。

自分の能力が発揮できるか

まず、自分の能力が発揮できそうな仕事を考えてみましょう。当たり前ですが、あなたの能力や時間をお金に変えていくのが会社です。
時間だけでいいなら、多くのお金は望めません。
お金を稼ぐ事が全てではありませんが、お金を多く得ることで将来の選択肢が増えることは間違いありません。

自分にとって興味があるか

人間というのは興味がないことを続けるのは難しい生き物です。
実際に仕事において、興味のある事と興味のない事では、同じ時間を使っても成果に7倍ほど差が出ると言われています。
また、同じ会社である必要はありませんが、成長を考えると長く続けられる興味のある事は大切だと思います。

自分の夢(未来)が実現できそうか

自分の夢などを実現できそうかも大切なことです。
仕事をお金を稼ぐためにと割り切る方もいるかもしれませんが、自分の夢や目標などに近づけそうかというもの考えておく必要があります。

会社の文化や価値観と合っているか

1日のうちの約1/3は仕事に時間を使うわけですから、会社とある程度合っていないと辛いだけになってしまいます。
分かりやすく言えば、「利益を最重要視」する会社と「お客様を第一に考える」会社では同じ商品を営業するにしても、アプローチが異なります。
どちらが正しいということではなく、どちらが自分自身に合っているかによります。
これが合っていないと長く続けることは難しいと思います。

まとめ

ここでは、自己分析の目的ややり方などを書いてきました。
自分自身のことを知ることで、どんな仕事に興味があるかや適性があるかなどを知ることができます。
また、できることならアルバイトやインターンシップなどで「経験してみる」ことをオススメします。
私自身、やってみるまで分からなかったことが結構あります。
一方、やっぱり向いていなかったと確認する場になったことも、今では良かったと思っています。

何事も「まずやってみる」ということは大切だと感じています。

それでは、自分の希望する会社から内定を貰えるように応援しています!

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