採用活動をしていて感じるのは、良いものを持っているのに緊張などで伝えきれずに落ちてしまう学生さんが多いことです。
SPIなどの適性検査などは一生懸命対策してくるのに、面接についてはサッパリな方が多いのはそれだけ苦手な方が多いということでしょうか。
面接において重要なことももちろんあるのですが、それよりもまずはコミュニケーションがちゃんと取れるところから練習しましょう。
就活の面接で気を付けること
当たり前のことですが、やるべきことはやってから本番を迎える必要があります。
ぶっつけ本番で臨まない
みなさんもこれまで試験や部活の大会に練習なしで臨むことはないでしょう。
やっぱりテスト勉強や練習してから本番にチャレンジする必要があります。
テクニックよりもまずは面接がどういうものか知りることが大切です。
一度も経験がないことをうまくやることは、ほぼ無理です。
ですが、一度経験があれば仮にそれがうまくできていなくても「次はこうしよう」と考えることができます。
元気よく大きな声で答える
面接は採用担当をしている私でも好きではありませんし、緊張します。
緊張すると自信が無くなって、声がだんだん小さくなります。
声が小さいと、何を言っているか伝わりにくくなります。
面接官から「聞き取れなかったのでもう一度お願いします」と言われてしまうと、冷静に答えることが難しくなってしまいます。
別に敬語が少しできなくても、笑顔で元気よく答えることは、印象が良いです。
ただし、あまりに大きな声で受け答えする必要はありませんので、普段より少し大きな声ぐらいを意識すると良いと思います。
面接官にアピールすること
何はともあれ、面接官にしっかり自分のことをアピールする必要があることは、言うまでもありません。
ですが、どんなことをアピールすれば合格に近づくのでしょうか。
絶対入社したい気持ち
他の何よりも、「御社で働きたいです!」の入社意欲は大切です。
企業側は、それなりの費用をかけて採用活動をしていますので、入社意欲の低い学生さんに内定を出しても仕方ありません。
まずは、入社したい気持ちはしっかり伝えましょう。
活躍できる強み
皆さんも内定を取ることがゴールでないように、会社側も採用することがゴールではありません。
仕事をして活躍して欲しいと願っています。
ということは、これまでの経験、能力、特技、性格などどんなことが、その会社で活かせそうか考えてみましょう。
一緒に働きたいと思ってもらえるか
結局は、人と人の関係です。
絶対入社したいと思っていて、能力も高そうで将来も有望だけど、一緒に働くのはちょっと・・・という方は採用される確率は低くなります。
メンバーとして一緒に働けない人は、辞める確率が高くなります。
最近では、カルチャーフィットという言葉もよく聞くようになったと思いますが、ある程度合う人を採用したい思いはあると思います。
面接のまとめ
面接は、1日でうまくなるものではありません。
できる限り家族や友人、先生などに手伝ってもらって練習しましょう。
イベントによっては、面接練習をやってくれるイベントもあったりしますので、そういう機会は積極的に利用しましょう。
また、練習をした際には、必ずフィードバックを貰いましょう。
自分自身では「できている」と思っても他人から見ると意外とできていないものです。
可能であれば、就活の経験が豊富な先輩などを頼りましょう。
そして、少しずつ上手になっていくものですので、焦らずじっくりいきましょう。
就職活動頑張ってください!