新型コロナウイルスの影響も落ち着き、各企業ともにこれまで同様に新卒の採用が活発になっています。それに伴い、就職活動はさらに早期化が進んでいて、大学3年生のインターンシップはもちろん、大学1年、2年生でもインターンシップも盛んに行われるようになってきました。
タイトルの通り、就活を成功させたいなら必ずと言い切っても良いほどインターンシップには参加しておくことをオススメします。
インターンシップに参加するメリット
学生さんがこれまで会社と言われるところの接点は、
- 自分が利用しているサービス
- 買い物するお店
- 飲食店
- アルバイト先
ぐらいが思い当たるぐらいです。
ですが、就活ランキングで上位になるような商社やBtoBの会社に触れる機会はほとんどありません。なので、インターンシップを利用して企業や大人との接点を増やしておくことが重要だと思います。
簡単にインターンシップに参加して得られるメリット5つあると思っています。
- 就活のイメージができる
- 業界や会社を知ることができる
- 今学んでいることのレベルアップにつながる
- ひょっとしたら新たな友達ができる
- 選考が有利になることがある
それでは具体的にひとつひとつ解説していきます。
就活のイメージができる
そもそも就活って何すればいいの?っていう悩みはあると思いますが、解決するには「行動する」ことが一番です。
今どきのインターンシップで、採用活動ととらえていない会社はほぼないでしょうから、その点についても教えてくれますし、会社側とすれば早めに優秀な学生さんを採用に結び付けたいと考えています。仮に本命の会社でなくても、全体像やどんなものかは理解できると思います。
また、早いうちから活動することで、余裕をもって自分の行きたい業界や会社に触れることで納得のいく就活につなげることができます。
業界や会社を知ることができる
正直な話として、数時間から1日程度の会社説明会で会社のことを知れるなんて言うことはないと私は思っています。もちろん、すごくいい会社とすごく悪い会社などはすぐにわかりますが、自分に合った会社というのはなかなかわかりません。
特に5日間以上の長期インターンシップは、会社のいろいろなところを見ることができるし、職場の雰囲気、人間関係、先輩社員との接し方など勉強になることはたくさんあります。
近年特にカルチャーフィットと言われているように、自分に合った会社を探すには、中に入って経験することが大切です。
また、実際に触れることで「より入社したい」と思うこともあるし、「やっぱり違った」ということも早い段階で知れるのはこれ以上ないメリットだと思います。
今学んでいることのレベルアップにつながる
主に技術系になるかもしれませんが、大学で学んでいることのレベルアップにつながることのあります。
例えば、情報学部や工学部でプログラミングを学んでいるとしたら、インターンシップ先の先輩社員はバリバリ現役のエンジニアです。
大学の教授よりも仕事で使う実践的なことに関しては、プロフェッショナルなので普段悩んでいることも相談できたりします。
また、これからの展望なんていうのも聞いて次に学んでおいた方がよい技術や言語なんていうのも聞いておくと自分の幅が広がるかもしれません。
そういう前向きな気持ちは、自分にとってもプラスだし、就活にとってもプラスに働くことが多いように感じます。
ひょっとしたら新たな友達ができる
意外とあるのが、新しい友達ができること。
同じような企業に興味のある学生さんが集まるわけですから、結構盛り上がって友達になることはあります。
また、同じ就活生として情報共有ができると安心感にもつながります。
例えば、同じ企業を受ける場合などは、早く試験を受けた友達から情報を貰えるかもしれません。
何をするにしても、情報収集は欠かせなくなっていますので、大切にしましょう。
選考が有利になることがある
全ての会社とは言いませんが、ほとんどの会社で選考が有利になることが多いです。
1dayだろうが2dayだろうがインターンシップに参加した方向けに早期選考の案内があることが多いです。
また、例えば1次選考は免除になったりすることもあります。
会社側からすると、インターンシップでの取り組みは当然見ていますので、それによって面接をする必要がないと判断する材料になります。
私自身、インターンシップに参加した学生さんをいきなり最終選考に進めたことも何度かありますのでそのようなメリットも会社によってはあります。
学生さんの中で一番不安なことは、「内定がない」ことになりますので、インターンシップに参加した会社から早めに内定を貰うことで、気持ちの上で余裕をもって就活を進めることができます。
まとめ
いかがでしたか、これだけメリットがあるなら1つでもいいからインターンシップに参加したくなったでしょうか。
できることなら、インターンシップは1dayを含めて5つ以上参加できると良いと思います。それは、業界や会社によって本当に様々な取り組みをしているからです。
いろいろな会社を知ることで、自分にとって合う会社というのがわかってくると思います。
仮に分からなくても、合わない会社というのは分かるようになると思いますので、それだけでも収穫だと思います。
念のため、お伝えしておくと「楽な会社」はどこの会社を見てもありませんので、そう思っていると就活はうまく行きません。
その点は勘違いしないようにしましょう。
まずは、軽い気持ちで構いませんので行動してみましょう!