新卒で入社後すぐ転職、ヤバい会社なら早い方が良い!

転職
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就職活動で苦労して入社したけど「やっぱり自分に合っていない」とか「こんなはずじゃなかった」と感じる新入社員の方もいるのではないでしょうか。
そして石の上にも三年ではないですが、すぐに辞めて転職することに迷っている方も多いと思います。

結論から言えば、だれから見てもヤバいブラックな会社で相応な理由なら、新しく入る会社の面接でもマイナスに働くことはないと思います。
例えば、

  • 求人票に記載の条件と違う
  • 残業代が出ない
  • 仕事で使うものを自費で買う必要がある
  • パワハラ、セクハラなどハラスメント行為がある

など上記のようなものであれば、辞める方が良いです。
辞めるタイミングとしては、できる限り早く辞めることをオススメします。

新卒1年目で転職って

ひょっとしてこんな悩みを持っているのは私だけ?と思うかもしれませんが、普通にみんな辞めています。

厚生労働省の資料によると、大学卒業後1年以内に会社を辞めている人は、令和2年4月入社で10.6%の方が辞めています。つまり、およそ10人に1人は辞めているわけで、結構辞めている人はいるんです。
また、3年以内に辞めている人で言えば、例年30%から35%辞めていて、良く言われる「3年3割」が新卒で入社した会社を辞めています。
(参照資料:厚生労働省 新規学卒者の離職状況

すぐにでも転職したほうがいい会社の特徴

先ほども少し具体例を挙げましたが、それ以外にもすぐに転職したほうがいい会社の特徴を見ていきましょう。

  • 長時間労働
  • 達成見込みのないような極端なノルマ
  • 給料日に給料が支払われない
  • 社員がどんどん退職する

こんなことがあったら、すぐに辞めた方が良いと思います。

転職しない方がいい状況

一方で、初めて正社員として働くわけですから、仕事というものがまだわかっていないだけということもあります。

  • 成果が出せてない
  • 仕事が面白くない
  • 私には向いてないと思う

例えば、仕事で成果が出ないというのは、業界・職種にもよると思いますが、いきなり出るものではありません。特に営業職はプレッシャーがあって焦る気持ちもわかりますが、そんなに簡単に成果が出るなら先輩社員はもっと出てなければいけません。
また、仕事が面白くないというのは、私の場合は自分である程度コントロールできるように(裁量をもって)なってから面白くなりました。特に最初は研修から始まり、先輩と一緒になってやりますのでなかなか面白くないことの方が多いと思います。

そんなことが続くと、「私って向いてないかも…」と悩んだりしてしまうこともあります。確かに向いていないケースもありますので、慎重に考える必要があります。

新卒1年目の転職方法は

また就活をしなければいけないのですが、新卒同様に転職サイトやエージェントがありますのでご紹介していきます。

転職サイト

新卒のナビサイトのように転職サイトがあります。
各転職サイトやエージェントに登録する際は、ものすごい量のメールが届くケースが多いので、普段使い以外のメールアドレスを登録することをおススメします。

リクナビNEXT

新卒の時、リクナビにお世話になった方も多いと思いますが、株式会社リクルートが運営する転職サイトリクナビNEXTです。
求人数、登録会員数ともに圧倒的で、とりあえす登録しておきたいところです。
ただし、企業数も多いことから、私自身登録した時に直後からものすごいメールが来た記憶があります。ちょっと希望業種と違うところからプラチナスカウトなどの熱烈オファーをいただくことも多いので、「意外と私って必要とされてる!」って勘違いしないようにしましょう。

スカウトされるためには、履歴書・職務経歴書などをしっかり入力する必要があります。また、簡単な自己診断サービスもありますので、活用しましょう。また、このあと紹介しますがエージェントサービスもありますので、併せて登録することをオススメします。

リクナビNEXTの公式サイトはこちらから

マイナビ転職

こちらも新卒ナビサイトのマイナビでお世話になった方も多いと思いますが、株式会社マイナビが運営する転職サイトです。
リクナビNEXT同様に圧倒的な企業数、登録者数を誇ります。

だいたいはリクナビNEXTと同様ですが、掲載企業は比較的幅広く大手のみならず中小・中堅企業もある印象です。
こちらもスカウトサービスがありますので、履歴書・職務経歴書はしっかり入力しておきましょう。

また、エージェントサービスにも併せて登録することをオススメします。

マイナビ転職の公式サイトはこちらから

doda

dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトです。
こちらも新卒サービスを行っていますので、安心感がありますね。
また、転職サイトなのですが合わせてエージェントサービスも利用することができます。

こちらもリクナビNEXT同様に登録数が多く、メールは多い傾向にあります。
また、面接確約オファーを貰えたりしますので、履歴書・職務経歴書はしっかり入力するようにしましょう。

そして、エージェントサービスでは紹介を受けることができますが、担当するアドバイザーの対応にバラツキがあるようで、勧める会社の質が良くないなどのネガティブな意見も見られました。

また、転職フェアなども開催しておりますので、興味のある会社が参加しているようでしたら参加してみましょう。

dodaの公式サイトはこちらから

DYM就職

上記3社と比べてあまり聞いたことないかもしれませんが、株式会社DYMが運営する転職サイトです。新卒では、Meets Companyを運営している会社でもあります。
こちらもエージェントサービスも行っています。

高卒以上の18歳から35歳をターゲットにしており、担当エージェントが手厚いサポートをしてくれます。強みは第二新卒・既卒・フリーターを対象とした求人に強みがあり、今回紹介しているような新卒で入った会社をすぐ辞めたという場合にもマッチしてくると思います。

一方で、担当エージェントによっては条件にマッチしない会社を強めに押されたりすることもあるようです。自分の希望条件などは早めに伝えてミスマッチにならないようにしましょう。
また、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌などの大都市圏に拠点がある事から、地方エリアの方にはちょっとデメリットに感じる部分もあると思います。もちろんオンラインでの面談は可能です。

DYM就職の公式サイトはこちらから

転職エージェント

続いて転職エージェントについても紹介していきます。

リクルートエージェント

先ほど転職サイトでもご紹介したリクルートが運営するエージェントサービスです。
こちらも第二新卒向けにも求人が豊富で、転職に必要な書類の書き方や面接対策などのノウハウをキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。また、サイトで見れるもの以外に非公開求人が充実しているとの口コミもあります。

まずは、登録して転職支援サービスに申し込んでキャリアアドバイザーとの面談から進めてみましょう。

リクルートエージェントの公式サイトはこちらから

マイナビエージェント

こちらも転職サイトでもご紹介したマイナビが運営するエージェントサービスです。
マイナビが運営しているだけあって、リクルートエージェント同様に豊富な求人数があります。
また、キャリアアドバイザーが親切丁寧に対応してくれると口コミでも評判です。
転職活動では、まず書類を通過する必要がありますから、応募書類から面接対策までの充実したサポートが期待できます。

マイナビエージェントの公式サイトはこちらから

また、特に20代に向けにマイナビワークスが運営する、20代・第二新卒・既卒向けに特化したマイナビジョブ20’sもあります。
こちらは第二新卒などの未経験でも積極的に採用する会社の情報が多いなど、20代向けに特化することで、安心して利用できる体制になっています。

マイナビジョブ20’の公式サイトはこちらから

またブラック企業に就職しないためには

そして一番気を付けたいのが、次に探している「ここもブラック企業ではないのか」ということです。絶対ではありませんが、ブラック企業っぽいかな?ということは以下のところで気づくことができます。

求人票をよく見る

まず、求人票をしっかりよく見ましょう。
特に注意すべきところを解説していきます。

給料

皆さんが一番気にするところですが、ここは注意が必要です。
極端に低いor高い場合は注意しましょう。

低い場合はなんとなくわかりますが、高いのに何故注意が必要かというと固定残業や各種手当を含んでいる場合があります。
特に、固定残業手当については、45時間以上含まれている場合は更に注意が必要です。
例えば、固定残業手当(45時間)なら毎月45時間までは残業手当が基本給に含まれているということになります。もちろん50時間やったら5時間分は別に貰えるえるはずですが、貰えないなんて言う声も聞くことがあります。
また、45時間というのは36協定の上限時間になりますので残業手当は払いたくないという意思を感じます。(36協定には特別条項というものがあり、年6回まで単月100時間未満まではできるのですが)

企業規模にあわない大量採用

1,000人の会社で10人採用するならわかりますが、50人の会社が10人採用するというのはちょっと多すぎる気がします。何故たくさん採用するかと言えば、辞める人が多いからに尽きます。
社員を育てるというよりは、残る奴だけ残ればいいという考え方でしょう。

転職サイトを見るたびに必ず見かける

営業系(特に不動産)の会社で実際私もよく見かけましたし、よくメールをいただきましたがずっと募集しているのは、残ってくれる社員が少ないからと疑う必要があります。
最近エンジニア系の求人は、どこでも人手不足でずっと掲載されているイメージもありますので、様々な情報を見て決めましょう。

年間休日が少ない

1日8時間働くと、年間休日は1年間の変形労働時間制をとっても105日が最低になります。
ということは、会社として残業手当などの割増賃金を払わなくてもいいのはこのパターンになります。まず、105日以下の会社は避けるべきです。
できることなら年間休日が120日を目安にすると良いと思います。

評判サイトを見る

最近は、この評判サイトが充実していますので、こちらで口コミを確認しましょう。

ライトハウス

こちらはエン・ジャパン株式会社が運営する日本最大級の企業の口コミサイトです。
サービスは無料で、会員登録して所定の要件を満たした口コミを書くと全部閲覧できるようになります。
まずは無料で見たいという方は、こちらで登録して就職予定の会社をチェックしましょう。

ライトハウスの公式サイトはこちらから

転職会議

こちらは株式会社リブセンスが運営する企業の口コミサイトです。
無料で利用するためには、ライトハウス同様に口コミの書き込みが必要になります。

また、月額980円払うと口コミが見放題になります。口コミを書くって結構時間が掛かるもので、さっさとみたい場合はこちらが便利です。約1,000円ということでちょっと抵抗があるかもしれませんが、ブラック企業かどうか1,000円で判断するのに役に立つなら安いとも考えられます。

転職会議の公式サイトはこちらから

 

どちらのサイトも、結構いろいろなことが書いてあり、良いことしか書いていない会社はまずありません。超大手のホワイトって言われている企業であってもいろいろ書かれています。会社の雰囲気がガツガツしてるのかのんびりしてるのか、転勤などの有無、自分に合いそうかどうかなどの視点で見てるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか。
本当にブラック企業だった場合は、その会社に時間を費やすことはプラスになりませんので、なるべく早く辞めることをオススメします。
そうはいっても収入が無くなってしまいますので、辞めることと同時に転職先を探しましょう。基本的には転職先を見つけてから退職の流れが理想ですが、実家などですぐ辞めて仕事が無くても何とかなる場合は、先に辞めてしまうこともアリです。
状況によってはなかなか辞められないということもあるようで、その場合は弁護士に相談するようにしましょう。私は退職代行は使わない方が良いと思います。

最近では、17時以降の面接やオンライン面接で対応してもらえることも多くなっていますので、以前よりは転職活動もやりやすくなっています。

次はブラック企業に就職することのないように、積極的に行動しましょう!

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